【キリマンジャロ準備編4】予防接種

黄熱病予防接種を受けて参りました。10日後から10年間有効です。これからばんばかアフリカやら南米やらに行けるわうれしいな誘ってね!

と、ウキウキした報告をするはずが。

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※予防接種証明のためにもらえる通称イエローカード。

予防接種直後から、腕がかゆく、よく見るとパンパンに腫れている。熱も持っている。
アレルギーや持病がある人は、インスタントにチクッとする場所では受付てもらえず、ちゃんと指定のクリニックで予備診察を受けてからの注射であった。
10〜30%の人に副作用が出るといわれ、まあ大丈夫でしょうと言われたにも関わらず、出ちゃったよ副作用。戦ってるよプチ黄熱病。なんてこった。

意外と満遍なく予防接種に訪れる人が私の目の前を行き来する。ほぼ男性だが女性もちらほら。しかし、副作用が出ている人は皆無。事務のおねえさんも「こんなに早く症状が出る人、初めて見ました・・・」と。ナースのおねいさんも「あら〜ずいぶん腫れてきて! 小さいお子さんだとたまになるんだけどね・・・」小さくもお子さんでもない私、「まさかアナフィラキシーショック・・・」とつぶやくも、「それはないないないない」とナース。このナースがとっても優しかったのが救いである。

結局、病院には2時間足止めされ、他に息苦しいとか熱っぽいとか症状が出ていないことを確認され、熱と血圧をはかって、軟膏を塗って、帰宅が許された。ホッ。

その夜も、翌日もずっと手は腫れたまま。かゆみもあって、腕全体がだるい。生ワクチン恐るべしである。

この某クリニック、ナースはすっごく親切だったのだが、医師がどの人もちょっと一言多い感じで、けっ、コンニャロ、と心の中で毒づいていたのも要因かもしれません。でもさー
、黄熱病の予防接種なんてあなたの行き先には意味ないし旅行会社に文句をいうべしとか(だからケニア経由になった場合の予防策って言ってるじゃん)、それより破傷風やA型肝炎のほうが必要性が高いと勧められるも、私が「少し考える」と答えたら、「まあ肝炎はかかっても三ヶ月入院するだけですから、あなたにとってはたいしたことないことですよね」なんて言いやがるし。やけに他の予防接種も受けさせたがるのもなんかアヤシイ。それを断るとやんわり嫌みを言うわけですわ。なんで「罹患したら3ヶ月入院することになるから、それを前提に考えてみて」と言えないんだろうか。

ともあれ、無事にイエローカードはゲットできたのですが、一筋縄ではいきませんでした。やはりキリマンジャロへの道は険しい。

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