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【キリマンジャロに登ってきた】#4 キリマンジャロ登山の道のり

キリマンジャロ登山は、出発から下山まで6日を要しました。
私たちが登ったのは、最もメジャーな「マラング・ルート」。すべて山小屋(ハット)での宿泊です。

山小屋

山小屋(ハット)はこんな建物。

「マラングルート」の全行程を殴り書きするとこんな感じです。
実際にはもっと長く厳しいワインディングロードです。

マラング・ルート

一日に1000mずつ登るスケジュール

それではキリマンジャ〜ロ基本情報から(情報元:Wikipedia)。ちなみにアフリカ人はこんな風に「ンジャーロ」と、”じゃ”をちょい上げ気味にのばします。

タンザニアガイド

「きりま・んじゃ〜ろ」と発音する人たち

キリマンジャロはアフリカ大陸最高峰で、独立峰としては世界一の高さを誇る5895m。タンザニア北東部に位置します。「キリマ」はスワヒリ語で山、「ンジャロ」はチャガ語で白。「白く輝く山」という意味ですが、マサイはこれを神の家と呼ぶそうな(ヘミングウェイの「キリマンジャロの雪」でも、神の家として登場)。その頂上はこれまたスワヒリ語で自由を意味する「ウフル」という名前がつけられています。なんてシンプルで美しい名前なんだ。
ちなみに、キリマンジャロの雪は、下からはもうおまけ程度にしかみえない状況。パッケージやガイドブックに描かれている絵は10年以上前の状態です。氷河はどんどん縮小傾向で、20年後にはすっかりなくなると言われています。

キリマンジャロの雪

3700m地点から見上げた頂上。雪がおまけ程度に見えています

赤道付近なので、麓は20〜30度の汗ばむ気温ですが、山頂はマイナス10度以下にもなり、酸素量は低地の半分。とにかくゆっくり登り、お水をたくさん飲んで、途中で高度順応もしながらの登山で、高山病を予防します。

水をたくさん飲む

水をたくさん飲んで高山病予防

植生もどんどん変わります。1日目は湿度の高いジャングル。

ジャングル

雨が降ってもあまり濡れないジャングルの中

2日目は低木・草原をトレッキング。日焼けに注意。

キリマンジャロ2日目

どんどん木が低くなり、空が見えてくる

3日目は高度順応日で、3700〜4000m付近を歩き回ります。

ゼブラロック

高度順応のハイキングでゼブラロックへ

4日目は植物のない砂漠の一本道を歩く。ここらへんから見た事のない風景に変わります。

砂漠

木がなくなった砂漠の道

5日目は夜中に出発の頂上アタック。下りは3700mポイントまでいっきに下ります。

キリマンジャロ頂上

5895mの異次元世界

6日目はマラングゲートまで戻ります。

マラング・ゲート

Welcome Againと書いてあります

帰国前にサファリに寄る予定!

アルーシャサファリ

サファリではキリンの群れが!

こんな行程ですが、6日間はお風呂に入ることができません。山小屋や、ランチのポイントにはトイレ(穴が空いているだけの簡単なもの)がありますが、途中は青空トイレです。高山病予防に水をたくさん飲んでいるので、6日間も歩くと「絶好のトイレポイント」を見つける目が養われます。

キリマンジャロ

トイレポイント探しの難易度が最も高い地点。岩場がチャンス

また、男女同室でノープライバシーな状況です。シュラフの中で着替えるのが上手になったり、他人がいても自分のペースを保てるスキルがアップします。私は、普段から、心の中でツッコミを入れることが多いほうなのですが、集団行動でストレスがたまってうっかり社会性に欠けた発言が口から飛び出して、周囲を凍り付かせたりしまわないかと危惧しておりました。が、逆に”スルー”力が増した気がします。ある意味、荒療治と言えましょう。

キリマンジャロ山小屋

ここはダイニング。二階は大部屋で二段ベッドが並んでいます

いや、何よりも、素晴らしい景色と非日常が楽しく、個性的なパーティのメンバーや、プロフェッショナル中のプロフェッショナルである隊長、親切の極みである現地ガイドの面々にとても恵まれたことが、私の悪態を封じ込めたと考えられます。ホント感謝しかありません。

そんなわけで、この行程をご紹介していきます!
ていうか、4話でまだ登山口にもたどり着いていないなんて!
完全に、私の、私のための、私による旅行記です!!

#5 Day1 マラングゲート(1879m)からマンダラハット(2730m)
#6 トイレとお風呂事情
#7 Day2 ホロンボハット(3720m)まで
#8 登頂へ導く毎日の「食」
#9 山小屋事情
#10 Day3 高度順応日のゼブラロック・ハイキング
#11 月明かりの影ができる場所で
#12 Day4 いよいよキボハット(4,720m)へ
#13 ガイド&ポーターのこと
#14 Day5 登頂アタック5895mへ
#15 Day5 頂上からのハードな下山
#16 Day6 さらばキリマンジャロ
#17 アルーシャへ移動
#18 Day7 サファリ〜帰国へ
#19(最終回) 持ち物いろいろ

キリマンジャロタンザニア登山

owner • 2016年1月27日


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